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執筆者の写真tomoka kisalagi

舌筋を鍛える


「歌×健康」シリーズ第三弾は、歌を健康にどのように役立てられるか?の旅その2。舌の筋力についてです。


ケルタミュージックが最も力を入れているのが「英語の発音」の向上です。レッスンでは、発音記号を使って発音を確認していくことで、耳のみならず目からも理解を深めていきます。

そして、この「英語発音」こそが、健康にも大いに役立つのです!「英語で歌う」経験をぜひご体験ください。


それでは、英語の歌がどのように健康につながっていくのか、本日も旅に出ましょう。


私たちの母国語である日本語は、シンプルで美しいサウンドを持ちつつも、舌や息を使って出す音が多くありません。英語の子音である「k」「s」「t」...、日本語の「か行」「さ行」「た行」...に同じ発音が存在している、とすると否定はできませんが、比較すると弱いものです。日本語では「を」と「ん」を除き、母音を持たない文字が存在しません。「あ」から始まり「わ」まで、母音の響きを備えています。つまり「日本語に少ない舌や息を使って出す音」というのは、英語アルファベットの子音の音です。


ここで、古くから遠近法を使って描かれた西洋絵画と浮世絵を思い浮かべてみましょう。例えばダビンチのモナリザと、歌磨呂のポッピンを吹く娘。制作された時代に少し開きがありますが、よしとしましょう。イメージをしたいのは、言葉、音楽表現にも、こうした個性や違いがあるということです。言葉や文化、民族性も風土に育まれます。並べて眺めてみると、それぞれの「香り」の違いまで感じられるようです。





奥行きを感じる立体的な表現と、線で一面にすべて落とし込む平面的な表現。空気まで描く究極の写実絵画モナリザと、平面に世界をうつす浮世絵。マンガ、アニメは、浮世絵から続く素晴らしい文化ですね。



どちらも、目に映る真実を描こうとしたことに変わりありませんが、風土が違い、表現方法に大きな違いがあります。さて、この視覚イメージから得た明らかな「違い」に、言葉の発音のイメージも同じように重ねてみましょう。言葉のサウンドから抱く印象も大きく違いがあって然りのようです。


英語アルファベット(ラテン文字)には、皆さんご存じの「t」「r」等、日本語にはないサウンドが存在します。母音にもバリエーションがあります。英語の場合、この母音子音の多様な組み合わせから立体的なサウンドが生まれ、いわば音の遠近法が現れると考えています。

日本語の歌は、民謡や能の謡をイメージしてみましょう(水墨画の世界もありますので、一様には言えませんが、その点は別の機会に)。やはり、音楽も、歌も、表現方法に個性や違いが生まれるようです。


世界には、独特のサウンドを持つ多様な言語がありますが、ここではアルファベットの言語、英語を軸に話を進めています。歌に奥行きをもたらすことができる英語。理解をこそ深めれば、具体的な表現方法、アプローチも増えていきます。英語で歌うことの醍醐味があります。自在の表現力を手に入れましょう。


また、母音子音の別を理解できるようになると、リスニング力、単語を聞き分ける力も格段に上がります。


さらに!(通販のように!)

(やっと健康の話しまでたどり着きました!)

英語の発音を行うことで、普段することのない舌を巻く、弾く、といった動きから舌筋が刺激されます。レッスンでは、英語の発音を向上させるために、舌筋を鍛えるエクササイズを取り入れています。とっても簡単で、表情筋まで鍛えられる「あいうベ体操」も参考にしてしています。テレビでも紹介されたあいうべ体操は今井一彰先生が推奨されています。

→舌筋を鍛えることで、口呼吸を防ぎ、免疫力を高めて病気をなおす。


舌筋を鍛えて、英語の発音も歌も上手くなって、健康にもつながる。こんな素晴らしいことがあるでしょうか!!!


2020年のオリンピック開催へ向け、海外からの来訪者も増える一方。英語のヒアリング力もアップさせて、どんどん参加していきましょう。英語が聞き取れるようになれば、もちろん海外映画やドラマの楽しみも増します。


英語で歌うジャズの曲、もってこい!です。


「英語の発音を学ぶ」⇄「舌筋を鍛える」

→「英語のヒアリング力/歌の表現力の向上」

→「口呼吸を防いで免疫力を鍛える」「誤嚥肺炎も防ぎましょう!」



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